榛名山ヒルクライム20170521(1)~前日準備とスタートまで~
榛名山ヒルクライム2017に参加してきた。参加は二回目。昨年は榛名神社前の鳥居あたりで足が攣ってしまい、その後の斜面の途中で足をついてしまった。今年はパワーメーターもあるのでオーバーペースにならないように気を付けながら走れるはず。
大会の数日前、チェーンのメンテナンスを行う。普段はメンテナンスをさぼるためにフィニッシュラインのwetを使っているが、今回はAZのBANKを試してみる。他の大会に参加した際に試供品としてもらったものだが、効果はあるだろうか。
大会前日、高崎までは湘南新宿ラインのグリーン車で移動する。新幹線で移動するより少し時間がかかるが運賃は都内からだと半額ほどになる。同じように自転車を抱えた人を何人か見かけた。高崎駅に着いたら駅前で前日受付を済ませ、宿に移動する。
続きを読むトレーニングログ20170510~0516
練習不足気味。
5/10, 11 お休み
5/12 ローラー台1分インターバルx10
5/13 お休み
5/14 富士あざみラインロングライド
5/15, 16 お休み
トレーニングログ20170503~0509
毎日更新する意味を感じなくなったのでネタがあるときだけ更新するようにしたが、モチベーションを維持するためにトレーニングログは一応週一ぐらいで残すことにした。
5/3,4 お休み
5 ローラー1時間
6 ローラー1時間
7 ローラー1時間
8 ローラー1時間アウタートップ固定
9 お休み
連休はロングライドに出たかったが、3日から若干体調を崩していた。症状は鼻づまり、頭痛、のどの痛みと渇き。無理して体調が悪化して何日も自転車に乗れなくなるのは嫌なので家でひたすら風邪薬を飲みながら眠り続けて回復に努めたものの、2日経ってもすこしましになっただけで全回復せず。自転車に乗りたさが我慢の限界に到達したので、結局5日からはプライムビデオを見ながら無理せず200W程度を目標にしてのんびり一時間ほどローラーを漕ぐことにした。体調は9日の朝にようやく回復した。黄砂の影響だろうか。
8日は、筋力増強には重いギアを踏めばよいと聞くことが多いので試しにアウタートップ固定にしてケイデンスを落としてこいでみた。50rpmぐらい。確かに足にくるがそれ以前に膝が破壊されそうになったのでやめたほうが良さそう。
-Wind Bells-ウィンドベルズBC オフィシャルサイト
このページを見る限り70ぐらいでやったほうがいいようなので次は70ぐらいで試してみよう。
FRDMボードをmbed.orgの指示通りにmbed化するとwindows10で使えない
volanoにセンサを追加したのでさっさとプログラムをmbed(FRDM-KL25Z)かarduinoで書こうとしたが、一年ぶりぐらいに触ったらどちらもうまく書き込めなかった。
arduinoはブートローダーの焼き直しで直った。なぜかは思い出せないがISP経由で書き込んでAVRボードとして使用していたらしい。
FRDM-KL25Zは
Firmware FRDM KL25Z - Handbook | mbed
の手順でデバッグI/Fにmbed用のファームウェアを書き込む必要があるが、もともとこの作業がwindows7以前のOSでないとうまくいかないという問題がある。ので、たまたま手に取ったボードがその作業を完了していないだけだろうと思ってデスクトップのwindows7マシンでファームを書き直した。そのままwindows7経由でBlinkyを書き込んだところ正常に動作した。
しかし、windows10のマシンにつなぐとKL25Zの動作は停止、デバッグI/FはmbedのMSDブートローダーが認識されてこそいるがここにファイルをコピーしてもKL25Zに書き込まれる様子がない。そもそもデバッグI/Fとの接続が定期的に切れる。何かがおかしい。
色々試した結果、結局
のOpenSDA Firmware(MSD & Debug)からのリンクでダウンロードできる
”MSD-DEBUG-FRDM-KL25Z_Pemicro_v118.SDA”
を書き込み、mbed I/FではなくOpenSDAのMSDブートローダーを使うようにするとmbed compilerで作成したファームも正しく書き込みができるようになった。
FRDM-K64Fも持っている。怪しいから一応作業しておこうとmbed.orgの手順を探した。
OpenSDA Serial and Debug Adapter|NXP
に手順があるが、なんか折りたたまれている部分に赤字でバグがある旨が書いてある。そんな重要な情報を折りたたむな。
Freedom OpenSDA Firmware Issues Reported on Win... | NXP Community
要約すると
「CMSIS-DAP v2.1のブートローダー書き込んだままwindows10に接続するとブートローダーが破壊される可能性があるよ!直り次第ASAPでアップロードするから!それまではwindows10につなぐ前にSegger JLink or P&E OpenSDA applicationをwindows10以外のマシンで書き込んでから使って!」
最終更新日20160801。ASAP、できるだけ早く(急ぐとは言っていない)。なるほどね。一応下のほう見るとv2.2 betaみたいなのにたどり着くことができるが…
P&E OpenSDAはKL25Z用にダウンロードしていたので"MSD-DEBUG-FRDM-K64F_Pemicro_v114.SDA"を書き込もうとしたが、ブートローダーのMSDに容量不足とか言われて拒否される。結局JLinkのファームを使うとMSDのブートローダーが使用可能になった。
最近全然趣味でマイコンを触っていなかったので思わぬところで苦戦してしまったがこれでまたいろいろいじれるようになる。
ローラー台Volanoにスピードセンサーを追加する
体調不良により遠出できずフラストレーションの溜まるGW、最終日の日曜にようやく少し体調が回復してきたので重い腰を上げてちょっと工作をした。
volano。スプロケットを直接取り付けるダイレクトドライブタイプのローラー台。そのままではセンサが付属しない上にホイール部分にマグネットを取り付ける場所がないため速度を図ることができないが、別売りのセンサを取り付けることで速度の測定が可能になる。
volanoの後部負荷ユニットのファンには純正センサ用の速度検出用マグネットがついている。白いファン外周部、左上のちょっと出っ張っている部分がそれ。実際は反対の右下部分にもマグネットがついているがよく見えない。純正のセンサは下の黒い部分のカバーを外してそこに取り付ける。
で、ここの外周部にリードスイッチをつけると速度に比例した周波数のパルスを得ることができる。
リードスイッチを始めて使ったが、最初リードスイッチの長手方向を磁石の移動経路に対して平行に置いていたところマグネットの接近一回に対して二回スイッチが入る状態になっていた。リードスイッチは長手方向を磁石の運動方向に対して垂直にしないといけないらしい。よく見たらサイコンのセンサは確かにそのように配置されている。
ファンの回転速度はホイール部分より速い。この比率が分からないとホイールの回転速度を求められないが、以下の純正センサMISURO B+のマニュアルを見ると、volanoのWheel setupはWheel circumference/25,34という記述がある。つまりホイール一回転に対して25.34回パルスが発生する。
ちなみにこれまではホイール側にマグネットを布養生で貼り付け、サイコンで速度を読み取っていた。 右の筐体部分に張り付けてある黒いのがbluetoothのスピードセンサー。
ケイデンスも測れるセンサだが速度だけの取得に使用している。
すでに速度を測れているのになぜセンサを追加するのかというと、以前記事にした速度からパワーを推定する式を使ってパワーメーターなしでパワーを表示する装置を作りたいから。
パワーメーターによる測定に比べれば制度は劣るだろうが、心拍計も併用するしそれらしい値が取れればトレーニングの指標としては十分。定期的にパワーメーターを使用して校正を行う必要はあるが、パワーメーターをいちいちクロモリロードに付け替える手間は減る。
作成したパワー表示器はBluetoothでパワーメーターとして認識させてiPhoneでログも取れるようにするのがベストだが、ひとまずは走行中に平均値と瞬時値が見れるようにしたい。
ちなみにパワー測りたいなら今なら上位機種にパワーメーター内蔵のKuraを買ったほうがいい。
速度から計算ではなくパワーメーターでパワーを測れるし、必要なセンサ最初からついてるし、My E-Trainingの無期限ライセンスがついてくるそうな(volano + Misuro B+だと最初一月無料だがその後年1200円)。値段は+4万円ぐらいが相場だがその価値はある。私がvolanoを買った時にはまだ発売してなかったが発売してたらこっちを買っていたと思う。