susutex’s blog

自転車、電子工作、プログラミングとかについて書くかもしれないブログ

シクロクロスバイクのタイヤをチューブレスにする(5)一応完了

susutex.hatenablog.com

 

2度目のタイヤの爆発によりタイヤがなくなったので新しいタイヤとリムテープを頼んだ。数週間後に届いたものの、新しいロードの組み立て作業などのためチューブレス化作業は完全に中断していた。ロードの組み立てがひと段落ついたのでチューブレス化の作業を再開することにした。

f:id:susutex:20170530182804j:plain

チューブレス用リムテープ。ホイールを二週ちょっと巻くので、ホイール一本につき4mほど必要。つまりこれ一本でホイール二本を巻くことができる。

 

f:id:susutex:20170530182754j:plain

もともとついていた下手糞な貼り付けの青色リムテープをはがす。

 

f:id:susutex:20170530182743j:plain

リムテープを張り直す。中央にちょっと空気が入ってしまったが気密性に問題はないだろう。

ビードを持ち上げる作業は何度も行ったことで慣れたのでもう簡単に行えるようになった。前回と同じく触れ取り台にホイールを載せ、タイヤをはめてからビードにスポンジで石鹸水を塗りたくり、空気を入れてビードを持ち上げる。何度か空気を抜いたり入れたりしてビードからの空気漏れが見えなくなったら、空気を抜いてバルブコアを外し、シーラントを充填、再度空気を入れる。

シーラントを入れた状態で空気を入れたら、ビード部分にシーラントが行きわたるようホイールを横にして放置する。暫く経ったら裏返して反対側のビードにもシーラントが行きわたるようにする。バルブ根元からの空気漏れもありうるので、ホイールを盾にした状態でバルブを下にしてホイールを縦に振ることでバルブ根元にシーラントがかかるようにする。

フロント、リアともに作業を行ったところ、リア側に問題が。

 

f:id:susutex:20170530182732j:plain

バルブ付近。

 

f:id:susutex:20170530182724j:plain

反対側。バルブ周辺に比べてビードが上がっていない。実際回してみるとリムは触れていないのにタイヤ外周は目に見えてわかる数ミリの縦振れがある。バルブ付近はバルブでビードが押されるのでビードが簡単に上がるが、それ以外の部分は完全には上がっていないのだろうか。これを解消しようと空気を少しずつ空気を入れていったところ

5bar弱あたりで

ビードが持ち上がるを通り越して

リムを飛び越えて爆発した。

慣れにより油断していたので室内でやってしまい、室内がシーラントまみれになった。掃除が大変だった。ノートパソコンのディスプレイもシーラントまみれになってしばらく見づらかった。

 

写真のタイヤは3度目のタイヤ爆発の後に注文して数週間後に届いた別のタイヤ。これも同じような状態になっているし前輪にはこんな症状は出ていないので、タイヤではなくリムに問題があるのかもしれない。もう爆発させたくないので今回は4bar以上に空気圧を上げず、縦振れはどうせ未舗装路を走るなら気にならないだろうと無視することにした。

 

試しに空気圧を3barまで入れて走ってみる。綺麗な舗装路を走っていると、後輪の縦振れにより常に舗装路の小さなひびわれを跨いだ時のような感触があるが、タイヤの柔らかさもあり走行に支障はない。飛び跳ねて着地の衝撃を与えてみたが、タイヤの取り付けにも問題はなさそうだ。ロードに比べて空気圧が低いので、跳ねたりといった極端な動きをするとサスペンションが入ってるかのような柔らかさがあるが、極端に進みづらいというほどではない。

その後は二日と経っても以前のように一晩で急激に空気が抜けるような様子はなかった。どうやらチューブレス化には成功したようだ。これでリム打ちパンクを恐れずに空気圧を落とした状態で未舗装路を走ることができる。縦振れは未舗装路なら気にならないだろうが、どうしても気になるようであったらあきらめてホイールを交換しよう。

 

 

榛名山ヒルクライム20170521(2)~レース本番~

susutex.hatenablog.com

いよいよレースが始まる。

 

youtu.be

スタートが切られると、計測開始地点まではポジション争いなのか結構なスピードで飛び出していく。ちょっと離れそうになったがなんとか追いつき、そのまま計測開始地点を通過。しばらく集団で走っていると、心拍は一気に170まで上昇した。

続きを読む

榛名山ヒルクライム20170521(1)~前日準備とスタートまで~

榛名山ヒルクライム2017に参加してきた。参加は二回目。昨年は榛名神社前の鳥居あたりで足が攣ってしまい、その後の斜面の途中で足をついてしまった。今年はパワーメーターもあるのでオーバーペースにならないように気を付けながら走れるはず。

 

f:id:susutex:20170523231440j:plain

大会の数日前、チェーンのメンテナンスを行う。普段はメンテナンスをさぼるためにフィニッシュラインのwetを使っているが、今回はAZのBANKを試してみる。他の大会に参加した際に試供品としてもらったものだが、効果はあるだろうか。

 

大会前日、高崎までは湘南新宿ライングリーン車で移動する。新幹線で移動するより少し時間がかかるが運賃は都内からだと半額ほどになる。同じように自転車を抱えた人を何人か見かけた。高崎駅に着いたら駅前で前日受付を済ませ、宿に移動する。

続きを読む

富士あざみラインへロングライド20170514

前回箱根へ言った際の帰路として設定していたものの結局走らなかった道志みち。今回は多摩川を経由してこちらから山中湖方面へ抜ける計画を立てた。
多摩川サイクリングロード、浅川サイクリングロードといつも和田峠に向かう際のルートを通り、人馬街道方面に抜けることなくそのまま浅川サイクリングロードに沿って進む。高尾駅前で左折し都道47号線、都道48号を経由して国道413号へ。

続きを読む

トレーニングログ20170503~0509

毎日更新する意味を感じなくなったのでネタがあるときだけ更新するようにしたが、モチベーションを維持するためにトレーニングログは一応週一ぐらいで残すことにした。

 

 

5/3,4 お休み

ローラー1時間

ローラー1時間

ローラー1時間

8 ローラー1時間アウタートップ固定

9 お休み

 

連休はロングライドに出たかったが、3日から若干体調を崩していた。症状は鼻づまり、頭痛、のどの痛みと渇き。無理して体調が悪化して何日も自転車に乗れなくなるのは嫌なので家でひたすら風邪薬を飲みながら眠り続けて回復に努めたものの、2日経ってもすこしましになっただけで全回復せず。自転車に乗りたさが我慢の限界に到達したので、結局5日からはプライムビデオを見ながら無理せず200W程度を目標にしてのんびり一時間ほどローラーを漕ぐことにした。体調は9日の朝にようやく回復した。黄砂の影響だろうか。

8日は、筋力増強には重いギアを踏めばよいと聞くことが多いので試しにアウタートップ固定にしてケイデンスを落としてこいでみた。50rpmぐらい。確かに足にくるがそれ以前に膝が破壊されそうになったのでやめたほうが良さそう。

-Wind Bells-ウィンドベルズBC オフィシャルサイト

このページを見る限り70ぐらいでやったほうがいいようなので次は70ぐらいで試してみよう。

 

ローラー台Volanoにスピードセンサーを追加する

体調不良により遠出できずフラストレーションの溜まるGW、最終日の日曜にようやく少し体調が回復してきたので重い腰を上げてちょっと工作をした。

volano。スプロケットを直接取り付けるダイレクトドライブタイプのローラー台。そのままではセンサが付属しない上にホイール部分にマグネットを取り付ける場所がないため速度を図ることができないが、別売りのセンサを取り付けることで速度の測定が可能になる。

 

f:id:susutex:20170508193707j:plain

volanoの後部負荷ユニットのファンには純正センサ用の速度検出用マグネットがついている。白いファン外周部、左上のちょっと出っ張っている部分がそれ。実際は反対の右下部分にもマグネットがついているがよく見えない。純正のセンサは下の黒い部分のカバーを外してそこに取り付ける。

 

f:id:susutex:20170508193704j:plain

で、ここの外周部にリードスイッチをつけると速度に比例した周波数のパルスを得ることができる。

リードスイッチを始めて使ったが、最初リードスイッチの長手方向を磁石の移動経路に対して平行に置いていたところマグネットの接近一回に対して二回スイッチが入る状態になっていた。リードスイッチは長手方向を磁石の運動方向に対して垂直にしないといけないらしい。よく見たらサイコンのセンサは確かにそのように配置されている。

 

ファンの回転速度はホイール部分より速い。この比率が分からないとホイールの回転速度を求められないが、以下の純正センサMISURO B+のマニュアルを見ると、volanoのWheel setupはWheel circumference/25,34という記述がある。つまりホイール一回転に対して25.34回パルスが発生する。

http://www.elite-it.com/sites/default/files/download/attachments/elite_1510_0910_manuale_misuro_b_rev03_low.pdf

 

f:id:susutex:20170508193709j:plain

ちなみにこれまではホイール側にマグネットを布養生で貼り付け、サイコンで速度を読み取っていた。 右の筐体部分に張り付けてある黒いのがbluetoothのスピードセンサー。

ケイデンスも測れるセンサだが速度だけの取得に使用している。

 

すでに速度を測れているのになぜセンサを追加するのかというと、以前記事にした速度からパワーを推定する式を使ってパワーメーターなしでパワーを表示する装置を作りたいから。

susutex.hatenablog.com

パワーメーターによる測定に比べれば制度は劣るだろうが、心拍計も併用するしそれらしい値が取れればトレーニングの指標としては十分。定期的にパワーメーターを使用して校正を行う必要はあるが、パワーメーターをいちいちクロモリロードに付け替える手間は減る。

作成したパワー表示器はBluetoothでパワーメーターとして認識させてiPhoneでログも取れるようにするのがベストだが、ひとまずは走行中に平均値と瞬時値が見れるようにしたい。

 

ちなみにパワー測りたいなら今なら上位機種にパワーメーター内蔵のKuraを買ったほうがいい。

速度から計算ではなくパワーメーターでパワーを測れるし、必要なセンサ最初からついてるし、My E-Trainingの無期限ライセンスがついてくるそうな(volano + Misuro B+だと最初一月無料だがその後年1200円)。値段は+4万円ぐらいが相場だがその価値はある。私がvolanoを買った時にはまだ発売してなかったが発売してたらこっちを買っていたと思う。