エアロロードのトライアスロンバイク化を考える
フレームを新しく買ったので、残ったエアロロードのフレームでトライアスロン用バイクを組むことを考えている。昨年二回ほどエアロロードにエアロバーをつけてトライアスロンに参加したものの、やはりバーエンドシフターがないと変速の度にエアロバーから手を離すことになりとても走りにくい。
エアロバーはもう持っているので、新しく買い足すのはブルホーンハンドル、ブレーキ、バーエンドシフターとディレイラー。
ハンドルとブレーキはともかく、バーエンドシフターとディレイラーはどうするか。エアロロードに乗っている旧SRAM Forceを流用しつつ、トライアスロンとロードの変速段数はレース用ホイールのスプロケットを交換せずに共用できるよう変速段数は統一したい。
リア10sを継続する場合、
(1)トライアスロン: 新規10sディレイラー+シフター、ロード: 旧Force一式
という選択がある。
トライアスロンバイクに軽さはそれほど重要でないと考えるとグレードの低いコンポを選ぶことができ、スプロケットを買い足す必要もないので初期投資が安く済む。
探した限り10sのバーエンドシフターは旧7900のSL-BS79しかない。これはSORA 3500やClaris 2400のRDと組み合わせて使えるらしい。FDはトリム調整の必要/不要があるため互換性がないらしいが、どうせトライアスロンでフロント変速なんてほぼしないだろうから大きな問題にはならないだろう。問題があるとしてもFD-7900は1万ぐらいで買える。
リア11s化する場合、旧Forceはシフターのみを交換すればリア11sにできるらしい。ので、以下二つの選択肢が考えられる。
(2)トライアスロン: 旧Forceディレイラー+SRAM 11sバーエンドシフター、ロード: 11sコンポ一式
SRAM 11sバーエンドシフターはPlanetXで扱っている。そんなに高くない。
ロード用コンポーネントは一式新たに買うことになる。ヒルクライムにも使う用に軽いのがほしいとなるとそこそこ値が張りそう。
(3)トライアスロン: 11sコンポ一式、ロード: 旧Forceディレイラー+SRAM 11sダブルタップレバー
トライアスロンバイクの11sコンポはグレードの低いものを選ぶとしても、問題はSRAMの11sダブルタップレバーを扱っているところが少ないことで、少し高くつきそう。
- (1)がスプロケットも今のものが流用できるので初期投資は一番安い。ただし故障の可能性がトライアスロンバイクに比べて高いロードのコンポがSRAMなので部品の調達を考えるとランニングコストが高くつくかもしれない。
- (2)は初期投資は一番高くつくが、ロードのコンポをシマノにすればランニングコストを抑えられるかもしれない。
- (3)は初期投資が中間、(1)と同じでロードのコンポが壊れた際の出費は高くつく。
変速段数は10sで満足しているので11sにはあまり魅力を感じない。将来のことを考えると10sのコンポは無くなっていくので11sに移行したほうがいいのは確かだが…
結局、(1)を選ぶ方向で進めることにした。まずはSL-BS79を調達してでSORAのついたロードを正しく変速できるか試してみよう。