susutex’s blog

毎日更新は諦めたが自転車、電子工作、プログラミングとかについて書くかもしれないブログ

富士チャレンジ200 20170909 200kmソロの部に参加してきた(後編)なんとか完走

susutex.hatenablog.com

続き。

 

スタートが切られて一週目のローリングスタートは非常にゆっくり。試走をしていないので今のうちにコースをしっかり見ておく。先頭がスタートラインに到達するとどんどん速度が上がっていく。

 

まずはコースを確認しながら走る

到着時間の都合で試走はできなかったのでコースは走りながら確認することになった。

コース図は以下。

ガイド| 富士スピードウェイ公式サイト

コースはスタート地点からホームストレート、27Rから下り、15Rから登り、33Rからまたホームストレートという構成。

下りは踏むと60km近い速度が出る。ここまで加速すると今回持ってきたトップギア50-12では踏み込むのが難しいので、最初だけ踏んで速度を乗せたらあとは姿勢を低くして足を休めるという方法で進む。この休憩ができる部分があるので、距離と制限時間が同じなら完走の筑波サーキットより楽。途中95Rから登る部分があるがダンシングなどで可能な限り速度を落とさず通過する。

 

下り終わりの15Rのカーブは速度に乗った状態で急激に曲がることになるので最も危険。特にアウトインアウトのような動きをするとイン側の選手と接触するし、イン側を走っているとそういう動きをする選手が突っ込んでくる危険があるので、安全に走るには外側からラインをキープしつつ通過するしかない。

ただし序盤の団子状態で走っている間だけはR15はインを走ったほうがいいかもしれない。なぜかというと今回のレースで序盤集団で走っている最中、目の前でややインよりの選手がアウトインアウトのような動きをしようとし、当然イン側に別の選手がいるのであわててよけようとして外に膨らみ、そのさらに外側の選手がそれをよけようとして外に膨らみ…という動きが原因で一番アウト側の選手がコースから押し出される形でアウト側での落車が起きたから。巻き込まれた選手は完全にもらい事故で不運としか言いようがない。

 

登りは斜度8%を超えるらしい。下りで休めた足を使い、しかし無理はしない程度の速度で登る。やはり体重の差なのか周りの人は私よりやや速めのスピードで登っていくが、無理をしては持たないのでマイペースを維持。速度が落ちるので毎週ここで水を飲むことにした。

 

登り切った後のホームストレートは作戦通り可能な限り人の後ろについて進む。とはいえ登りの速度差ゆえにちょうどいい速度で平地を走っている選手が見つからないことも多く、単独で走る時間もかなりあった。序盤は追い風なのか単独でも容易に40km/hを超える速度で走り続けることができたものの途中からは風向きが変わったのか疲労のためか単独では30km/h出すのがやっとになった。単独で走っているとここが登り以上に一番きつい。

 

前半100kmは集団を利用しつつ無理せず走る

だんだんコースにも慣れてきた4週目の登りで先頭集団に周回遅れにさせられたため、試しに5週目はホームストレートから先頭集団の最後尾について行ってみた。例年ゴールまでの平均時速が40km/hを超える先頭集団の速度は平地で50km/h弱、下りで70km/h弱という凄まじいスピードで、平地でもついて行くので精一杯。登りまでついていこうとすると確実に再起不能になるために登りまで来たらそのまま見送ったものの、それでもこの周回の平均時速は40km/hを超えた。

その後もたまに後ろから来る高速の集団についたりしながら一周8分弱、35km/h弱程度の速度で進む。開始前は暑くなりそうと思って背中に水を積んでいたもののさほど暑さは感じす、背中のボトルは完全に無駄だった。

70kmを超えたあたりで少し足に痛みを感じ始めたため人の後ろに付くのを諦めて無理なく自分のペースで走るモードに切り替える。周回速度は一気に一周9分、30km/h程度まで落ちる。しかしここまでで稼いだタイムのおかげで16週目の通過は2:10弱。残り28週に対して4:50、つまり290分、この速度でも全然制限時間には余裕がある。

だんだん足が動かなくなっていき攣りそうな気配もたまに見え始めるが、なんとか足がつることもなく無事に22週100km走ることができた。23週目でボトルが二本とも空になったため予定通りピットに駆け込む。背中の水はおろしてバイクのドリンク二本を交換、アミノ酸顆粒とゼリーを飲んでトイレを済ませる。軽く柔軟をしようとすると太ももが攣ったので念入りに柔軟とマッサージをしてからコースに戻る。足は攣りそうだが全然動かないわけではない、無理に踏み込まなければまだまだいける。

後半戦は吐き気、眠気と戦いながら7時間集団についていく

休憩で足を止めたため少し固くなった足で無理せず一周走るが、次の週で前の人について行こうと踏み込んだ瞬間に足が攣ってしまった。あわててコース横に逃げ込む。軽症だったため軽く柔軟をすると収まった。時間に余裕はあるので集団に加わるのを諦めて淡々と走る。レース後半ということもあり私と同じく足つりで停車している人がそこら中にいる地獄絵図である。

足つりはその後収まったものの、再スタートから数週すると吐き気がし始めた。ロングライド時の経験からして吐き気の原因は糖分不足。そういえばピットイン時に顆粒を飲むついでに水をがぶ飲みして少し胃が苦しいので水分補給を少し控えていたが、今回持ってきた糖分補給手段はCCDドリンクのみのため糖分不足になっていたと予想し、吐き気がして胃が苦しいので飲みたくないが我慢してCCDドリンクを飲みまくる。

そうこうしているうちに7時間目標で一周平均30km/hで走行している集団が後ろから現れたためそれに加わる。疲れた私には少し登りが速めだが、ホームストレートの向かい風を避けられるのは圧倒的に楽なので登りは多少無理をしてでもついていくことにした。

吐き気は収まらず、さらにカフェインが切れたのかそれとも急激に糖分を取りすぎたためか猛烈な眠気に襲われ集団走行が難しい状態になる。平地や下りはまだ集中力を維持できるが、余裕のない登りが苦しい。登りで集団の後ろを走るメリットもあまりないので登りが見えたら集団を避けて走ることにした。

集団走行、周回数カウント、補給の3つにだけに意識を集中して走り続ける。残り6週ほどまで走ると吐き気も収まり少し余裕が出てきた。そういえば途中に愛三工業レーシングチームの西谷泰治さんの後ろを走っていたが、集団走行に慣れている人の走り方は全然違う。走行ラインも速度も安定していて後ろについていると非常に走りやすかった。

そのまま周回数をカウントしていき44週目、もう終わりのはずだが手元計測のやや距離が短い。実際富士スピードウェイは一周4.5kmほどのため44週しても198kmしかない計算になるものの、このままいけばおそらく197kmほどしか走らないことになる。悩んだ末に念のため一周多く走りゴール。

・感想

今回は足が攣ったのはあまり重症ではなかったが、それよりも補給のミスにより苦しいレースになってしまった。次に同じようなレースに出るときは糖分とカフェインのとれる補給食を用意しておきたい。

また、ゴール後にラップ速報があるのを知ったので確認してみたが、手元の計測結果を見比べた限りどうやら一周多く走っていたらしい。携帯を持って走っていたので登りなど速度が落ちる場面で走りながらでも速報を確認できるようにしておけば周回数ミスを防げたので、ラップ速報があるレースは手元で確認できるようにしておく必要もある。

200kmソロは男女合わせて出走304人、完走172人。予想よりかなりハードなレースで走っている間はこのレースにエントリーした自分への恨みでいっぱいだったが、終わってみればペースメーカー集団について行くとかなり楽ができるのもわかったので、次は6時間の集団について行って6時間を切りたい。