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ビンディングペダルに対する使用前のイメージと使用後の感想(2)

ビンディングペダルに対する使用前のイメージと使用後の感想(1) - susutex’s blog


の続き。

 

 

使ってみて分かったこと

ペダリングに集中できる

どれだけ力を入れても、どれだけ高回転で回していても、足が前に向いてさえいれば何かの間違いでペダルから足が離れて踏み外すということは起きない。ペダルに全体重を預ける体重ダンシングや、高回転のダンシングを行う際に特に恩恵を感じる。また何も考えなくても踏む場所が一定になるのでちゃんと調整があってさえいればペダリングの効率もよくなるはず。

クリート位置の調整が面倒

SPD-SLのほんとクソな点はこれだと思う。左右のクリートを同じ位置につけることも至難の業だし、少しずつ調整を変えていくにしても目印がない。
調整が足にあってないと変なところに負担がかかって膝痛めたり足が攣りやすくなったりする。攣った場合はクリートをつけたままだと攣った場所に負荷がかかり続けて死ぬのでクリートを外して踏むとよさそう。
SPEEDPLAYだと前後左右の位置と角度を独立に調整できて楽らしい。

慣れても一発ではまらない

下手なだけと言われればそれまでだがまだ一発では嵌められない。ペダルが裏面向いてるとどうしようもない。

坂道発進が難しい

坂道からの発進時は右足から自転車に乗る人の場合、右足で踏みながらサドルに座り、車両が止まる前に左足で踏む、車両が止まる前に右足で…と繰り返す必要がある。斜度がきついほど左足で踏むまでの時間が短くなるが、ここでクリートキャッチに失敗して踏めないと発進できない。キャッチしてなくてもある程度踏めるのでそれでうまく発進できるようにならなければならない

 

アマチュアのサイクリングにおけるビンディングペダルの利点は?

登りや長距離のサイクリングであれば、疲れてもポジションが一定になること、ペダルを踏み外す心配がないこと、多少きつい坂も引き足で短時間であれば高い出力を出して乗り越えられることは大きな利点となると思う。膝を痛めないように最初のうちはこまめにポジションを調整する必要があるかもしれない。