埼玉サイクルエキスポ2017に行ってきた
毎年二月末にさいたまスーパーアリーナで埼玉サイクルエキスポという自転車展示会が開催されている。
今年の開催は2/26(日)。特に目当てのメーカーなどがあるわけではないが、オフロードサイクル試乗用のパンプトラックと特価品目当てで行ってきた。
RENAULT ULTRA LIGHT7。以前さいたまサイクルフェスタで見かけて気になっていた自転車。7.4kgと非常に軽い。
しかしいざ試乗してみると、ハンドルが安定せずまっすぐ走るつもりでも左右にプルプル震える。変速がないので速度も伸びにくい。この辺りは慣れで解決すると思われるが、そもそもサドルの高さが足りず私の体格ではこの自転車には乗れそうもない。残念。
Blue AXINO。電車で会場まで移動中、会場の地図にBlue Competition Cycles ASIAの文字を見つけて「これは立ち寄らなければ!」と思っていた。
AXINOは試乗車もあったがサイズが合わなそうなのであきらめた。
TRAIAD SL。今年発売のニューモデルらしい。独特な形状のクランクが目を引く。
BLUE TRIAD SP。試乗した。サイズがあってなかったが、やっぱりTTバイクはすごくまっすぐ走る。
渡された案内の紙にはサイクリングエクスプレスの文字が。現在Blueは日本に代理店がない状態らしい。Blueのロードバイクがほしい人はサイクリングエクスプレスで買うとよさそう。
試乗後に記念品をもらった。靴下とボトル、もう一つは名札だろうか。記念品として靴下は珍しい。超うれしい。
TREK。常に列ができていた。
各地の観光協会がサイクリングルートの紹介で参加していた。
近場だと伊豆大島が気になる。行ってみようかな。
tern bicycles。最初のミニベロのサイズの合わなさが若干トラウマになって乗らなかったが、後で調べるとtern bicyclesはもうちょっと適正身長が高めらしい。乗っておけばよかったかもしれない。
FUJI SL ELITE。驚異のフレーム重量700g以下を誇るらしい。試乗した。
SRAM REDとカーボンホイールで組まれており、試乗コースまで手で押して移動しているだけで軽さが伝わってくる。軽さのわりにこいでるときの軽さを感じなかったのはフレームの硬さに足が負けたこと、ギアがおそらく剛脚向けだったこと、試乗コースの形状の都合だろうか。
でもお高いんでしょう?と思いきやフレームセット25万らしい。手の届かない値段ではない。ちょっと気になる。
バイクロックのデモ。力いっぱい押してみたが切れる様子はなかった。むしろ工具がしなってて怖かった。
一旦会場を出る。陸橋を渡ってけやき広場へ。陸橋からは試乗コースが見える。陸橋の下はUターンになっており、コーナー前は速度が落ちるので渋滞になりやすい。
オフロードバイク用のパンプトラック。ペダルのない自転車に乗った子供が楽しそうに周回していた。
走りたかったがタイミングが悪くパフォーマンス開始前なので試乗受付が行われていなかった。その後もう一度来たものの試乗車が一台も残っておらず走れなかった。残念。
GUSTO RCR TE。Attaqueという台湾系のOEMメーカーが自社ブランドとして販売するロードバイク。Attaqueは自社でコンチネンタルチームも持っており、2016年のジャパンカップにも参加していたようだ。
最廉価モデルのRCR TEは105組で税別17.8万とお手頃。試乗した感じは悪くない。RS11とかいう前後2kgの鉄下駄を履いて8kgならばホイールをいいやつに変えればそれなりに走れそう。
GUSTO RCA2.1。ド派手なカラーリングと形状から初見は見た目重視かと思ったが、エアロフレームに50mmのカーボンチューブラーホイールを履いて完成車重量7.2kgの車両が税別31万円。時間がなくて乗れなかった。
けやき広場から戻ってきたところで会場を上から撮影していた。左に見えるステージ上ではスポーツサイクルやビンディングペダルなどの部品の説明をしていた。その裏ではローラー台を並べて初心者講習も行われていた。下調べなしで行ったから知らなかったがサイクリングツアーというものがありKohdaaBloomの試乗車で市街をサイクリングもできたらしい。
展示会としては、これまで私は2016年のベッグオンフェスタとさいたまのサイクルフェスタに行ったことがあるが、このような初心者向けの講習や解説を見るのは今回が初。試乗コースを見ていると初めてスポーツサイクルに乗るという人も多いようで、このイベントをきっかけに自転車沼にはまる人が増えると楽しいなと思う。
既に沼にはまってる人の楽しみ方としては、販売ブースで特価品をあさるのもよし、ローラー台などに試乗するもよし。TREK, CORNAGO, Specialized、Bianchi, ANCHORなどの有名メーカーのバイクは人気で試乗ができなかったが、あの辺りはメーカー名を知っているし、個別の試乗会などに参加したほうが広い道路でゆっくり乗れる気がする。このようなイベントでは普段試乗会とかをあまり開催していないメーカーやそもそも名前を知らないメーカーを知ることができるので、ふらふらと歩きながら良さそうなメーカーを探すという楽しみ方もよいのかもしれない。