カーボンフレームの修理を考える
カーボンロードのトップチューブにクラックを見つけたため乗り換える自転車を見ているものの、いまいち買う気かおきない。
最初に買ったロードは、トライアスロンにも使えるフルカーボンエアロフレーム、リムハイト35mmで前後セット1500gとバランスのいいALX470ホイール、周辺はハンドルまでカーボン製で送料関税入れても18万程度と、コンポがSRAM Force 20sと型落ちだったとはいえ非常にお買い得だった。
何よりフレームが滅多に人とかぶらないこともあり非常に愛着がある。これがとても重要。
最初に買ったロードがお買い得だったので、時期を選べばもっといいものが買えるのではと期待してしまう。今は型落ちのロードがセールになるような時期でもない。
トップチューブ傷が入って半年近く経過している。内部はどうかわからないが、特に傷が広がっているようには見えず、ぱっと見は表面の樹脂が割れただけにも見える。補強したりすることで欲しいロードが見つかるまでもうちょっと今のフレームで持たせられないだろうか。
「カーボンフレーム 修理」で検索するとCarbonDryJapanという業者が出てくる。
お値段は
塗装などにより値段が上がるらしい。そこそこするけどしっかりと直してくれそう。
ほかにもショップで直してもらったりもできるらしい。なるしまフレンドで修理してもらった人のブログが引っかかった。
結構派手にへこんでるけどカーボンシートぐるぐる巻いて直してある。
修理費用は18,000円だったらしい。トップチューブならCarbonDryJapanの価格を参考にすればプラス一万円ぐらいだろうか。
…なんか自分でもできそうじゃね?
大学のときに鳥人間の人たちがよくカーボン巻く作業をしているという話をしていたのを覚えているが、あれは個人でもできるものなのだろうか。
自分でできないかと調べてみるとカーボン補修をしているショップ?のブログ記事が見つかった。
鳥人間で主流なのはドライカーボンらしい。専用の釜が必要で、そもそも部分的な補修に使うのは難しそう。
上記ショップ?で修理に使っているのはウェットカーボン。ウェットカーボンはドライカーボンに比べると強度が落ちるらしいが釜などは必要ない。部分的な補修であればウェットカーボンでも十分な気がする。
材料費はまだ調べていないが、1万円もかからないはず。作業を単純に手間と考えると、材料費に手間賃とプロ作業の安心感を足して5万ぐらいまでなら出してもかまわない感じもするが、一度自分でカーボン巻いてみるのも楽しそう。
仮に補強できたとしても素人作業では強度が落ちるかもしれない。しかしロードバイク本来の強度はダウンヒルを時速100km/hぐらいで下っても大丈夫な強度のはず。そこから多少強度が下がったとしても、高速でのダウンヒルや段差の多い地形を避け、単独で段差の少ないオンロードを走行するサイクリングやトライアスロン、速度の出ないヒルクライムなどに用途を限定すれば問題はないはずだ。集団走行やダウンヒルなどが予想されるレースのためのフレームはそのうちいいものを見つけたら買えばいい。
いずれにせよ、トップチューブだけでなくその強度低下による影響が予想されるダウンチューブなど周辺の状態も含めて観察し、ダメージの程度を見て自分でやるかショップに依頼してみるか判断しよう。