susutex’s blog

自転車、電子工作、プログラミングとかについて書くかもしれないブログ

TOKYOエンデューロIN彩湖2017に参加してきた(2)

susutex.hatenablog.com

の続き。一走目が終了したが、ローリングスタートとスタート直後の混雑もありまだまだ準備運動といった感触。

2016年はランフォトの写真撮影サービスがあったのの、今年はないので走行中のチームメンバーの写真を撮ろうと待ち構える。が、バイクもジャージもばらばらだと走っている選手を見分けるのは困難。ずーっとコースで待っていたものの、見逃してしまったのか、結局一人一回ずつぐらいしか写真を撮ることができなかった。走行している間に二走目の出番が回ってくる。

 

二走目はカメラをつけてスタート。しかし、ハンドルの下側にカメラを取り付けたところマウントが邪魔でカメラの上のスイッチが上手く押せなかったため録画はあきらめてそのまま走る。

運良く最初から速い人二人が走っているのを見つけたのでその後ろについて走る。速い。めちゃくちゃ速い。前に出て引くこともできない。三人いて前二人でローテーションを回している状態が続く。こちらは人数の都合で三週しかしないので体力的にはかなり余力があるはずなことも考えるとかなり力の差があったように思える。

それでもなんとか二週目のホームストレートで前に出て引いてみようとするも、ペダリングが上手くいかない。普段の通勤ロードとはパワーをかけた際のホイールの回り方が違い過ぎる。普段通勤で乗っているロードのホイールは重くて剛性が低いため踏み込むと少し力をため込んでから回り始める。しかしレース用の50mmのカーボンホイールは軽くて剛性が高いため、踏み始めた直後からホイールがスッと回る。慣れれば当然後者のほうがトルクの波が抑えられるためパワーのロスが小さいのだろうが、今回は平地でパワーを出して走る練習をしていなかったため通勤ロードと同じ感覚で踏んでしまい、踏み始めから少し遅れて力を入れたときにはもうペダルが逃げていくような感覚になった。

うまく踏めないので足に来てしまい後ろに下がる。その後もなんとかついていきバックストレートの後半に少しだけ前に出たが、二週目の橋で前が詰まっているので無理せず速度を落とすと、二人はその隙間を抜けていき見えなくなった。

追いつけそうもないので後ろから上がってきた人の後ろに付き向かい風のホームストレートを走る。少し休んだら後半は前に出てフルパワーで引く。三週目に入ったので少しホイールの感覚にも慣れてきて回せるようになったが、向かい風なので速度は35km/hぐらいしか出ない。ホームストレートを抜けてアップダウンに差し掛かるとストレートで力を使い過ぎたことで登る脚力が残っておらず置いて行かれてしまう。登りは出力の差がタイムの差として出やすいのでアップダウンの前で無理をしてはいけない。

その後バックストレートで同じ人に追いついたが、3週走ったのでピットへ向かう。ピットに入るために減速していると、3週目を一緒に走った人が手を振っていた。もうちょっと走りたかったなと思いながら手を振り返す。

 

かなり速い二人に無理矢理ついて行ったことでふらふらになりそのまま床に寝転がる。寝不足もあり一気に眠気に襲われる。

その後起き上がると自分の順番が近づいていたのでコースで写真を撮りながら時間をつぶす。

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弱虫ペダルサイクリングチーム先導の集団。みんな楽しそう。でも実際は苦しくて表情をゆがめてるだけかもしれない。今回は北風が特に強かったので集団走行が楽しかった。

 

そうこうしている間に三走目に。三走目は時間の都合で二週。今回はカメラをハンドルの上につけ、走り出す前に録画を開始した状態でスタートしたのでちゃんと撮れた。

youtu.be

走り始めてすぐの混雑を避けて単独で走る。弱まっているとはいえまだ北風が吹いていたのでエアロポジションを取ろうとするが、ハンドル上側につけたカメラが邪魔でエアロポジションが取れないことに気づきあきらめて下ハンドルで進む。その後も一週目は集団を見つけられず一人旅状態。

二週目に入ってすぐに少し長い集団に追いつく。しばらく後ろについて休んだ後、もうこの週で終わりなので追い抜いて前に出てみるものの、無理矢理前に出たことで少し力を使い過ぎて失速。右に避けて下がろうとしたところで前が詰まっていたので速度を落とすと集団に追い抜かれ、そのまま登りに入ったため置いていかれてしまった。その後バックストレートで再び集団に追いついたつもりだったが、動画を見る限り違う集団だったようだ。悲しい。そのまま二週目を終了してピットに入る。事故なく終わってよかった。楽しかった。

 

以前ブログでも書いた試乗イベントを楽しみにしていたが、今回は写真撮影や交代のための待機を行っていたので試乗をする余裕はなかった。残念。この手のイベントは交代や写真撮影のためにGPSを使って走者の位置を把握できるようにしておいたほうがよさそう。一緒に参加していたチームの人は二人試乗していて、そのうち一人は試乗車でレースを走っていた。かなり楽しめたようだ。

 

このイベントは二度目の参加だが、開催場所は都心近く、コーナーの難易度は低く、監視員による減速の指示、弱虫ペダルサイクリングチームによる集団の先導もあるので、私のような集団走行に慣れていない初心者でも集団走行が楽しめるいいイベントだと思う。来年もまた参加したい。