カーボン補修の練習
で調べた情報をもとにカーボン修理の材料を調達した。いきなりカーボンフレームで試すのは怖いのでカーボンを巻く練習をすることにした。
カーボンシートはNEWS COMPANY、接着剤とビニールテープはCanDoで調達。
A4は小さすぎるなあと思い次に大きい1m x 0.5mを頼んだがでかすぎるので大量に余りそう。
カーボンシートの隅はほつれないように処理が行われている。
作業は手袋とマスクを用意して繊維を吸い込んだり手に刺さったりしないようにした。今回はあまり繊維がほつれなかったが、後で調べたところほつれた繊維が周囲に残ると危険なようなので散らばらないように作業する必要がある。後で作業をした場所の周辺は念入りにテープで掃除したので大丈夫だろうが、次から気を付けよう。
繊維がほつれないようにマスキングテープで必要な範囲を囲んでカットすることにした。
カット完了。
適当なものがなかったので六角レンチにビニールシートを撒いてその上にカーボンを巻くことにする。
二液の接着剤を等量出し、ヘラで混ぜる。
ヘラで混ぜた接着剤をヘラでカーボンシートの上に移して薄く広げる。先ほどの量では足りなかったので、もう一度同じぐらいの量を出したら全体に塗ることができた。この状態になればマスキングテープをはがしても繊維が散らばることはない。
カーボンシートを巻きつけ、その上からビニールテープを巻き圧力をかける。
三時間後の姿。凹凸はあるが接着剤が固まりカーボンの層ができている。成功のようだ。
中央付近は問題がないが、端の部分は接着剤の量が足りなかったのか少しほつれて繊維が出ている。もう少し接着剤の量を増やすか、上から接着剤を足して固めたほうが良さそう。
この状態から引っ張れば六角レンチが引っこ抜けるかと思っていたが全然引っこ抜けない。困った。ひとまずビニールテープをもう一度上から巻いて封印しておき、ビニールテープからのはがし方を思いついたらはがすとしよう。