susutex’s blog

自転車、電子工作、プログラミングとかについて書くかもしれないブログ

都民の森ヒルクライム20170422(1)なんか気づいたら登り終わってた

以前から知り合いの人と計画していた初の都民の森ヒルクライムに、完成した新ロードバイクで行ってきた。

 

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集合時間の都合により輪行武蔵五日市駅に到着。組立時にインナー側にチェーンが落ちたままリアホイールを付けてしまったため、引っ張られたチェーンがチェーンリングとフレームの間に食い込んで新フレームにいきなり傷が入った。悲しい。

先日乗った際、前乗りになるとサドルの高さが足りなくなる感覚がしたので、前日にサドルの角度を上向きに調整してみた。集合時間より少し早めに到着したので駅の前をぐるぐる回りながら感触を見ていたが、この状態は上向き過ぎて合わなかった。もう少し下に向けるとちょうどよくなり、サドルの前に座ってもしっかり踏み込めるようになった。

 

この日は午後から雨の予報だった。出発は10時前。さっと登って降りてくれば雨には降られずに済む、かもしれない。時間と体力があれば風張林道も登りたかったが、諦めて都民の森を往復して武蔵五日市駅付近で食事をとる計画とする。

まずはのんびりヒルクライム開始地点の檜原村役場前、橘橋まで流す。

 

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橋までの道のりは、役場があるくらいなのだからまだ住宅が広がっているだろうと思いきや、途中完全に山の中の木のトンネルのような区間もある。道を間違えたかと一瞬思ったが、地図を見ると道は合っている。美しい風景を横目に道なりに進むと橋に着いた。カロリーメイトを一本補給、ゴールの都民の森までの距離をgoogle mapで確認し、いよいよ登り始める。

 

都民の森は事前情報では「序盤は短い急坂区間もあるが基本的に緩い登り、最後の3kmは急坂」とのことだ。

情報通り最初は緩やかな登りが続く。が、かなりの頻度で下りが挟まる。タイムを短縮するには斜度が変化して緩くなる地点でしっかり踏んで巡航速度まで素早く加速する必要があるので、フロント変速も組み合わせながらガンガン踏む。速度は40km/hを超えるので下ハンドルを持って空気抵抗を減らすよう努める。休む暇がない。短い周期で下りが2回来る区間もあり、脚力の回復が間に合わずに踏み切れない部分もあった。今思えば加速も巡行もシッティングで行っていたので足が回らなくなっていたが、加速には適度にダンシングも交ぜたほうが良さそう。途中チェーンがインナー側とアウター側に一回ずつ落ちたが素早くFDを戻して事なきを得た。変速周りはもう少し走りながら調整が必要そう。

結構頑張って踏んだせいか、いつもどおり20分後あたりで少し左足が攣りそうな気配。少しパワーを落とし、丁寧なペダリングを意識して走ると攣りそうな気配は無くなった。

 

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しばらくすると信号のある丁字路が現れる。表示は赤。人がいないとはいえ無視するわけにはいかないので止まる。漕ぎ出しが非常に重い。ここ以外にも信号はあるが押しボタン式なので引っかかることはまずないだろう。道路整備のため片側通行になっている区間もあったが、そこは運良く引っかからずに済んだ。

 

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その後も淡々と登っていくと数馬の湯が見えてくる。ここが見えればもう後半戦。

 

 

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残り3kmあたりで斜度10%の看板が表れる。いよいよここから噂の残り3km急坂区間か、と思いながら登ったが、気づけばメーターは19kmを指して残り1kmとなっていた。急坂と聞いて和田峠みたいにガンガン踏んでも速度が10km/hを下回るのを想像して少し足を温存していたので、あっさり終わりそうで拍子抜け。

 

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ふと崖下を見ると、これまで登って来た道がはるか下を通っている(写真は帰りに撮ったもの)。思わずおお、と声を上げる。

 

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が、前方を見るとはるか上に道路が見える。あれを登るのか。地図上ではあの辺りが都民の森のはずだがどう見てもただの山肌だしまだまだ先がありそう。しんどそうだな。

 

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と思いながらその道を上り左折すると突然都民の森の表示の青い看板が現れてゴール。

タイムは59:05。とりあえず1時間の目標は切れた。楽しい登りだった。

 

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最後の3kmの斜度がきついと聞いていたので和田峠並の斜度を想像していたが、斜度としては白石峠並だろうか。うまく力を出せたときは床に倒れこむが、今回は足をついて休む必要もなくまだまだ余裕のある感じ。もう少し前中半のペースを速めてもよかった。心拍も160前後とやや低い。しばらく自転車に乗ったままくるくる回って呼吸が落ち着くのを待つ。

 

新しいロードの感触は悪くない。不満を感じないということは良いということだろう。以前のロードとの重量差は感覚では感じられない。そもそも400gぐらい軽くなった程度では軽さの差を感じることはなくタイムが縮むだけだろう。速くなったかどうかは和田峠を走ってみないとわからない。軽量さゆえの振りの軽さ等は、高度と天候から以前軽井沢に登った時のように夏用ウィンドブレーカーだけでは寒くなることを予想してサドルバッグに冬用のウィンドブレーカーを入れていたので台無しになっていると思う。

 

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後半に続く。