susutex’s blog

自転車、電子工作、プログラミングとかについて書くかもしれないブログ

9極の耐9in筑波サーキット20170805 100kmソロの部に参加してきた

9極の耐9 in 筑波サーキットの100kmソロの部に参加してきた。

9極の耐9は

  • 9時間耐久(午前4時間+午後5時間)
  • 4時間耐久(午前4時間)
  • 100kmソロ(午後)

の3種目がある。100km耐久の受付は12:20まで、開始は13:00と遅めのため、輪行でも都内から日帰りで余裕をもって参加できる。富士チャレンジ200kmの練習にちょうどよさそうと思い参加することにした。

 

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11時ごろに最寄の宗道駅に到着。つくばエクスプレス守谷駅から関東鉄道常総線に乗りかえるとまさかの一両編成気動車。そして単線。宗道駅のホームには反対へ向かうための陸橋がないと思いきやなんとホームの中に踏切が。初めて見た。

周囲にほかの参加者の姿はない。レース開始2時間前にレース前最後の食事を胃に詰め込んで自転車を組み立てる。

 

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 TOKYOエンデューロin彩湖を除けば集団走行のあるロードレースに参加するのは初めて。空気感がわからずコーナーでの落車も怖いので一応今回はアルミホイールで参加。

つくばサーキットまでは平坦基調の道を進むとすぐについた。サーキットに付くと受付を済ませる。

 

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参加賞の補給食。電解質パウダー、梅丹の補給食、粉飴。梅丹の補給食は帰りにお腹が空いたので食べたが酸味が効いていておいしかった。

 

午前の部が終了してコースが空き次第試走を開始する。大会公式にあったコース図だけ見るとコーナーのきついテクニカルなコースに見えたが、サーキットなだけあってコーナーにはかなりきついバンクがついており、ほとんど減速なしでコーナーを抜けることができる。車体を傾けながら漕いでもペダルが地面に当たることもない。これならカーボンホイールでよかったなあと思いながら二週ほど走り試走を終える。

トイレに行ったりしているとレース開始前のライダーズミーティングが始まった。ボトルをレース用に入れ替える。完全に凍らせたCCDドリンク入りポディウムチルボトルx2を温度が逃げづらいようにリュックの奥にしまっておいたところ、スタート前の時点では家を出てから4時間強、狙い通り少し氷が残っている状態まで溶けていた。

 

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スタートに整列して説明を聞き、それが終わるとほどなくスタートが切られた。

序盤は先頭集団についていこうとする。平均40km/hを超える速度で走り続けているものの風除けの効果によりさほどきつくない。が、前を走る選手が集団から千切れると一気に距離が開く。なるべく反応してちぎれないようにつなぐのを数回繰り返したが、4週目で大きく距離が開いてしまう。前の選手を追い抜いてフルパワーで踏んだが何度もダッシュを繰り返して少し力が入りづらくなったため追いつくのはかなり難しそう。あきらめて後ろの選手に道を譲りつつ自分のペースに戻す。

その後は後ろにできた集団の先頭付近を離れられず、前を牽いたり牽いてもらったりしつつ35km/h強で走り続けたが、無理があったのか40km手前で足がつりそうになる。後ろの選手に道を譲りつつ集団から離れ、一度立ち止まり足のつりが解消するのを待って再スタート。

無理に踏むとまた足が攣ってしまうため単独では速度は30km/hほどしか出せず、後ろから集団が来ても同じ速度へ乗せるための瞬発力も出せない。ここから60kmほどの単独サイクリングが始まった。

周回数を数えるために使用していたGarminが設定を間違えてオートラップ有効になっていたため周回数がラップ数と一致しない。スタート後2週目まで気づかずにラップを押していたためスタート地点付近で合計三回ラップが切られるようになっており、周回数*3-1がラップ数という中途半端な回数が表示されている。とはいえ一応距離と紹介することで週回数はわかるので、周回数を数えることだけに集中しながら走る。

曇っていて日差しは弱いが、途中のゲート下のわずかな日陰すら恋しくなるほど猛烈に暑い。普段のサイクリング中は15分に一回のペースで水を飲むが、この暑さの中では口の中が渇いて一週毎に水分がほしくなる。一気に飲むとボトルがすぐ空になってしまうし胃にも影響が出るので、少量ずつ口の中に水を含むようにしてのどの渇きをごまかしながら走る。幸い後半はさらに雲が出てきたおかげで日差しはさえぎられ、小雨もぱらつくようになったためすこし楽になった。

三時間弱のゴールを目標にして用意していたボトル二本が残り6週ほどで無くなってしまう。一度ピットに入り、レース前に飲む用に用意していたボトルをセットして再スタートする。その後は最後の二週のみ35km/hあたりで走っている数人の集団の後ろについて何とかゴール。結局ゴールタイムは3時間を大きく越えてしまった。富士チャレンジでは距離が二倍になることとトイレ休憩が必要になることを考えると、100kmは3時間以内でゴールできればと思っていたが、簡単にはいかなかった。

ふらふらで地面に倒れこむ。横になって休んでいたがあまりの暑さで回復が遅い。氷と冷房が効いた部屋を求めてサーキットを後にし、ふらふらとコンビニを目指して帰っていく。

 

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サーキットで写真を撮る余裕がなかったので途中の鬼怒川で一枚記念撮影。

 

目標のペースでは走れなかったが、ペースや補給の量、走り方など富士チャレンジ200kmへ向けていい練習になったし、筑波サーキットを走ること自体も楽しく、水や食べ物のブースも用意されているなどいい大会だった。また来年も参加してみたい。