susutex’s blog

自転車、電子工作、プログラミングとかについて書くかもしれないブログ

600kmブルベDNFと自転車趣味との付き合い方について

先日600kmBRMを棄権した。

走行開始直後、夜間の視界不良により全く見えなかった路肩付近の盛り上がりにタイヤを取られて40km/h近い速度のまま落車、アスファルトの上を滑った。その後も胃腸の不調、強烈な眠気、腹痛、ライト故障とトラブルが続出。一応完走できなくはないペースで300km以上走ったが、とどめに真っ暗闇の中で突然前輪がパンクし、直す気が全く起こらなくなったのでDNFを決めた。

その後はなんとかパンクを直して仮眠宿まで移動して眠り、翌日輪行で帰宅した。落車のダメージは走行中は軽い痛み以外に感じず我慢すればシャワーを浴びることもできたが、一晩明けると打撲と擦過傷により膝がほとんど曲げられなくなっており、しばらくの間生活にかなり支障が出た。

 

今年はSR目指して頑張っていたが、結局ブルベは300km以上で夜間の長時間走行が発生すると苦痛のほうが多かった。そもそも夜走るのは危ないしつまらないので嫌い。擦れ、胃腸へのダメージ、睡眠不足の苦痛が大きい。装備が重くなり、重い車体で走ってても楽しくない。

今回の落車は暗さにより全く見えなかったものが原因で発生した。見えない危険を回避する方法は無い。対策は夜走らないこと以外にないので、300km以上のブルベはもう参加しない。日中の走行だけで走り切れる脚力がついたら別だが、現実的でない。

 

夜間の走行がなくても、自転車に乗っている限り事故の危険は付きまとう。DNF直後は肉体のダメージの苦痛もあり、体力作りならランでも楽しめるので、危険で金と時間を大量に消費する自転車はやめてしまおうかとも思った。しかし、元気な足で登りのTTをしたり景色を見ながらのんびり走るのは楽しいので自転車を完全にやめるのはもったいないと感じる。

普段はローラーやランで集中してトレーニングを積んで走行を楽しめる体力をつけ、たまに外で走る際は車での移動も組み合わせて無用な危険を避けるなど、今までと違う楽しみ方を考えようと思う。