susutex’s blog

自転車、電子工作、プログラミングとかについて書くかもしれないブログ

GoPro Maxを使う(2)ジンバルなしでの夜間撮影

susutex.hatenablog.com

続き。

GoProを使って夜にサイクリングをしていたが、振動を受けると画面が許容できないほどにじむ。
寒くて夜にいい感じの場所まで動画を取りに行くのが面倒なので他人の動画だが、この動画の4:50あたりからを見ると、歩行にあわせて画面がにじむのが分かる。
www.youtube.com

これは歩きだからまだいいが、私の用途は自転車なので乗車中は常に振動によりモザイクがかかったようになる。
調べてみるとどうも夜に動画撮影が壊れるのはGoPro共通の問題らしい。下調べ不足。

解決手段としては外付けでジンバルを使うのが一般的なようだができれば自転車にジンバル追加したくはない。

画像がにじむのはシャッタースピードの問題のはずなのでシャッタースピードをいじろうとする。
しかしシャッタースピードを手動設定にするとEV compが設定不可能になる、つまり昼に使えない。
明るさ自体はシャッタースピードだけでなくISO感度でも変更可能なはずなのでそこの調整をさせてほしいができない。
ISO感度はmin./max.を設定できるのでmax.を落とせば昼でも使える設定にできる可能性があるが、それをやると当然夜は真っ暗で見えなくなる。
この時点で夜と昼の設定を共通にするのをあきらめた。

シャッタースピードを色々変えながら試してみたところ、1/60では許容しがたいにじみが現れる。1/120は注意して見ればわかるという程度。
シャッタースピードを固定するということは画面が暗くなるということなので、ISO感度max.をデフォルトの3200から最大値の6400に上げてみる。
止まっている状態だとデフォルトの設定に比べてやや暗くノイズが増えるが、振動による画面のにじみに比べれば全然許容範囲内と判断しこの設定で使用することにした。
どうしても我慢できなくなったらジンバルを導入するかもしれない。

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GoProのスクリーンにはショートカットを設定できる。
画面左中央にあるボタンがシャッタースピード設定なので、日が落ちるころになったらここからシャッタースピードを固定に切り替えるようにした。