susutex’s blog

自転車、電子工作、プログラミングとかについて書くかもしれないブログ

BOMA RASORⅡ組み立て

BOMA試乗会で出会ったRASORⅡ。エアロロードらしく平地は気持ちよく速度が伸びるのになぜか振動吸収性が良い。
これまで乗ったことのない特性で、ロングライドに適した自転車なのでは?と思いもっと乗ってみたくなり購入することにした。
VIDE discとどちらにするかも悩んだが、こちらはREACTOと特性が被るので、今はRASORⅡのほうが気になる。

購入

フレームしか買わない客は嫌がられそうだし店頭には行きたくないなと思い、最初は通販での購入を検討。
しかし、ディスクブレーキ台座のフェイシング加工周りが解決せず、通販での購入は諦めてフレームを取り寄せてもらえる店を探すことに。

普段BOMAのフレームを扱っている店がいいなと思ったので近所の店の店頭を回ってみることにした。
一店目のスポーツバイクファクトリー北浦和スズキに行ったところVIDE discを店頭に在庫しており、フレーム単体での取り寄せを聞いてみたところOKとのことで、丁寧に案内してもらえたのでここで買うことに。
ブレーキ台座のフェイシングもBOMAはメーカー側で処理してくれてるので不要だろうとのこと。ダメだったら加工または載せ替えを依頼するつもりだったが、届いたものを確認する限りしっかり処理されていたし組み立ても問題なく行えた。

身長180超なのでXLサイズ。日本向けのメーカーとのこともあってかサイズ展開は他社より1つ小さい印象。これ以上のサイズはない。
在庫があったので1週間たたずに取り寄せできた。
VIDE discはカラーリングが豊富で受注生産と言っていたが、RASORⅡは1色しかないので在庫があればすぐに取り寄せできる。

組み立て


TCRから部品を載せ替えるので、載せ替え前にTCRで最後のサイクリング。いつもより多めに写真を撮った。
4年間よく走ってくれた。完成車状態から載せ替える部分を見つけるのが難しい良い自転車だった

TCRからOD2ステム以外、BB含めてすべての部品を流用できる。
せっかくの機会なのでハンドルとサドルをPrime Primavera X-Light ProとFizikのカーボンサドルに交換。

フレーム購入時は青いライナーがついているが電動変速ケーブル用なので取り外し、付属のキャップで穴をふさぐ。
ブレーキ及び機械変速ワイヤーについては、フレームの穴の間がすべてアウターワイヤーをガイドするライナーでつながっており、何も考えずにアウターワイヤーを突っ込めば反対側から出て来るのでとても組み立てやすい。
どうせフルアウターならライナーなくしたらもっと軽く作れるのでは、と思わなくもないが。

BB下からFDへつながる経路にも頑丈そうな管が。



載せ替え前の重量


載せ替え後。重さは大して変わらない。
交換したハンドルとサドルで200gくらい軽くなってるはずだが、フレームやアウターワイヤーの重量差で吸収されているのか。
そもそも計りも安物なので測るたびに重さが変わるしあまり信用できない。


真横からだと意外と落ち着いた印象。


斜め前から。車体に走るラインが際立つ。

テスト走行

ひとまず調整のために近所の平地TT区間の往復を含むサイクリングへ。

試乗の時とは違い走り慣れた路面なので普段の自転車で走っているときとの違いがはっきり分かる。
普段少し振動を感じるような場所でもほとんど振動を感じず、舗装したての道路を走っているかのようにスムーズに進む。
TT区間では路面が荒れておりタイヤがはねて踏みにくい区間がある。普段はダンシングで通過するが、試しにシッティングで突っ込んでみたところ振動は感じるもののいつもより楽に踏み続けることができる。

TT区間のログ。
乗り心地はよいがロスしている感じは少なく、何も考えずに踏めばどんどんスピードが上がっていく。楽しい。

アップダウンは全く走れていないので、週末にもう少し長く乗って様子を見てみる。