susutex’s blog

自転車、電子工作、プログラミングとかについて書くかもしれないブログ

BOMA試乗会


面白そうなので行ってきた

会場

BOMAのショールーム
www.google.com
自走で行くと足が疲れて訳が分からなくなりそうだし、日曜開催で翌日に疲れを残したくないので車で行った。

到着したらコーヒーと北海道土産のホタテのおつまみ?をもらった。
休憩は帰路の運転前に取るつもりだったのでコーヒーはバッグに入れて試乗を開始した。帰り際に飲んだらぬるくなっていた。

試乗コースは特に制限はなし。
まっすぐ東に進み、江戸川沿いの車道を成田通りまで北上、折り返して堤防を登りサイクリングロードで流山橋まで南下、橋の手前で堤防を川側に降りて登るというコースを往復した。
車道は少し有れた路面での走行感、サイクリングロードはきれいな路面での走行感、二回の登りで速度が落ちた状態からと速度が多少乗った状態での登りをテストできる往復8kmほどのコース。南風が吹いていたので往復することで同じ路面を追い風と向かい風で走った。

試乗車は言えば大体全部出てきそうな感じだったが、リムブレーキのフレームは買う予定がないのでディスクブレーキのものだけ試乗した。

Sai Ⅱ

Sai2[サイ2]CT-SA2 | BOMA | PRODUCTS 製品情報 | FRAME SET フレームセット
写真を撮り忘れた。
ディスクブレーキ版に乗りたかったがリムブレーキ版しかなかったのでひとまずリムブレーキ版に試乗。
BB周りはがっしりしていてパワーをかけても力が逃げる感じはなく、登りは一番スムーズに走った気がする。
登りやレースでの反応性を重視するならこれが一番良さそう。
ディスクブレーキ版があれば試乗してみたいところだが。

allumer disc

ALLUMER-disc[アルマー・ディスク]CT-AD | BOMA | PRODUCTS 製品情報 | FRAME SET フレームセット

今回試乗したディスクブレーキ車体にはすべて同じホイールが取り付けられていたと思っていたが、これだけリムブレーキ用のTH-38Wのリムにディスクブレーキのハブがついてる?
製品のコンセプト通り今回乗った中では荒れた路面での快適性は最も良い。
反面踏んだ時の反応は最も悪かったが、TCR ADV PRO 2019からちょっと劣る程度なので極端に悪いわけではなく、ロングライドには十分対応できそうではある。
多分単純に短い試乗コースでガンガン踏んで反応を見るという見方とは相性が悪い。
直前にあった北海道の試乗会ではコースが荒れていたので一番評判が良かったとか。

RASOR Ⅱ

BOMA | PRODUCTS 製品情報 | FRAME SET フレームセット | RASOR[ラソア]CT-RA

Equalブレーキ+R8100 Di2で組まれている。試乗とは関係ないが変速が気に入らなかったのでDi2に対する物欲がゼロになった。
SENSAHで組まれた車体もあった。

試乗会に行く前に製品リストをwebで確認していたが、なぜか英語のページを見ていたので認識していなかった。
一昔前のエアロロードによくあったような近未来的なイメージのダウンチューブ形状やデザインに逆に懐かしさを感じるとともに目を惹かれ、最初は製品ではなく自転車店でよくある従業員の私物がおいてあるやつかと思った。
それもそのはずで、過去のリムブレーキモデルの復刻を希望されて製品化したものらしく、デザインも過去の同製品を踏襲している。
製品ページの4枚目の写真のように斜め前から見た時の黄色いラインがデザインのこだわりポイントらしい。色はこの一種だけだが個人的にはかなり好きな色。

サイズがMしかなかったのでサドル高さは合わせられたがハンドルが低く、最初はバランスがうまく取れなかった。帰ってくる頃には慣れた。

巡行も反応も申し分ない。
スプリントできる剛性を維持しつつもVIDE discに比べるとリアのしなりを重視することで路面追従性が高く、ペダリングが乱れても進むフレームとのこと。
その特性からトライアスリートに人気で、復刻の理由もリムブレーキ版の寿命が来てほかの車種に乗り換えたらタイムが落ちたから復刻してほしいと希望されたかららしい。
リムブレーキ版は過去にオリンピックでブラジル女子代表トライアスロン選手が使用していたとのこと。
ブラジルでもBOMA売っているの?と聞いたところ、横浜トライアスロンでブース展示していた際にほしいといわれて販売したものだとか。

VIDE disc

VIDE-disc[ヴァイドディスク]CT-RTD | BOMA | PRODUCTS 製品情報 | FRAME SET フレームセット

こちらもEQUALブレーキ。こちらもMサイズしかなかったのでややハンドル低め。
巡行も反応もRASOR Ⅱをわずかに上回る。リムブレーキ版のREACTO TEAM-Eよりも上な感じがする。
その分RASOR Ⅱに比べて奇麗なペダリングを要求するらしい。

JISのBBは製品開発時にサポートしていたプロチームの要望によるものらしい。
圧入BBのほうが軽くできるらしいが、最新のフレームにBSAを採用しているものが増えているのを見ると先見の明があったのだろうか?
カラーバリエーションが豊富で奇麗。オーダーされてから対応するらしく、ダウンチューブのロゴをVIDEではなくBOMAに変えたりも対応できるらしい。
黒と他カラーのグラデーションだが、発色をよくするために例えばオレンジなら全体をオレンジで塗ってからその上から黒を塗るらしい。
重量を重視するならブラックもある。

感想

試乗後にショールームを眺めながらいろいろ話を聞くことができて楽しかった。
4台乗ったうちではRASOR ⅡとVIDE discが気になる。
乗ってて一番楽しかったのはVIDE discだが、RASOR Ⅱも十分楽しかった。
RASOR Ⅱは雑なペダリングでも進んでくれるらしいので、ロングライドで疲れてきたときのことも考えるとこっちのほうが合っているかもしれない。