LAZER LifeBEAM心拍センサ修理
LAZER bullet 2.0の購入動機の一つであった心拍センサだが、半年ほどで心拍を拾えず1bpmを出力するだけのゴミと化した。バイザーも落としてなくしたので(これは私が悪い)、何のためにこのヘルメット買ったのかわからない状態になった。
たまにちゃんと心拍を出力してくれることがあるので接触不良の可能性が非常に高い。保証期間内なので交換してもらえるかもしれないが、機械的ストレスによる故障なので補償対象になるかわからないしそもそも交換してもらっても半年しか使えないゴミはいらない、返品交換をする労力に見合わない。破壊覚悟でこじ開けて配線を付け直すことにした。
配線のつけ直しだけでは直らず基板のはんだもやり直したことで一応修理には成功したように見える。結局原因がケーブルと基板どちらにあったのかはっきりしないが、ヘルメットという振動する部分で人間の体に押し当てて使うにはケーブルもセンサの構造も貧弱すぎる気がするので、これらの点に改善が見られなければ次この心拍センサを買うことはないと思う。
外装は柔らかい樹脂なのでカッターで開けた。配線が貧弱すぎる。
屈曲に強いロボットケーブルに交換した。
センサ基板のセンサ側。興味があったので信号を見てみたが、LEDをパルスで光らせて反射を見ているらしい。LEDは肉眼では光っているのが見えず、赤外線ならカメラで光っているところが見えるはずだがそれもなかった。光が弱すぎるのか。
2.5mm4極プラグも買って取り付けた。最初秋葉原で探したが見つからず結局amazonで買ったが、かなり端子が小さく苦労した。
これで動作することを確認して一度グルーで封をしたが、やはりうまく動かないことがあるので再度開封。
ケーブル直してダメならあとはセンサ基板しかない。センサ基板の部品取り付けのはんだ量が少ないし、額に押し当てて使う基板が柔らかい樹脂の外装に包まれてるだけの状態なので変形でクラックが発生していそうなのではんだを盛った。盛った後の画像は撮り忘れた。
はんだを盛ったことで外装がうまくはまらなくなったため穴を拡張。
再修理の可能性を考えてセロテープでぐるぐる巻きにした状態でテスト。数時間使用しても安定して心拍を取得できていることを確認。
再度グルーで封をして完成。外装とそれをふさぐ透明な部品の間には隙間ができてしまったので一応セロテープも巻いてある。